marrie's herbal life

ハーブ、アロマで美と健康を追求するブログ

脳も身体も全身リラックス! パッションフラワー

こんにちは。JAMHA認定ハーバルセラピストのmarrieです。
今日は、頭も身体も、全身をリラックスさせてくれる「植物性のトランキライザー精神安定剤)」、パッションフラワーをご紹介します。

 

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ハーブ・プロフィール(パッションフラワー)
学名 Passiflora incarnata
和名 チャボトケイソウ
科名 トケイソウ
使用部位 地上部の全草
主要成分 フラボノイド(アピゲニン)、アルカロイド(ハルマン、ハルモール)
作用 中枢神経の鎮静、鎮痙*1
適応 精神不安、神経症、不眠、更年期障害、ストレスによる高血圧・頭痛・腹痛・過敏性腸症候群など
 

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中南米の熱帯・亜熱帯地域原産のつる植物で、とてもユニークな形をしています。
名前のパッションpassionは、ラテン語のpassio(受難)から来ており、「キリストの受難」を意味します。名の由来については諸説ありますが、3つに分裂したY字型の雌しべが、キリストの頭に載せられたイバラの冠に似ている、キリストがはりつけにされた姿に似ている、などと言われており、キリストにまつわるいわれが多くあります。
和名では、その特徴的な雌しべの形が時計の針を連想させるため、チャボトケイソウと呼ばれています。
果物のパッションフルーツとは、別種です。
 

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作用が穏やかな植物性のトランキライザー精神安定剤
高い鎮静作用を持ち、イライラを鎮め、精神的な緊張や不安を和らげてくれます。向精神性ハーブに分類されていますが、作用は穏やかで、欧米で古くから子供や高齢者にも安心して利用されていることから、「植物性のトランキライザー精神安定剤)」との異名を持ちます。
セントジョンズワートとよく混同されがちですが、うつにはセントジョンズワート、不安にはパッションフラワーと言われています。
アルカロイドのハルマン、ハルモールが中枢神経(脳、脊髄)に、またフラボノイドのアピゲニンが末梢神経に作用するため、全身の神経をゆるめてくれます。加えて、鎮痙作用で筋肉の緊張もほぐします。つまり、脳も身体も、全身をリラックスさせてくれるのです。
以上から、精神不安、神経症更年期障害、ストレスが原因の高血圧、頭痛、腹痛、過敏性腸症候群、不眠などの症状に用いられます。緊張して眠れない、または眠りが浅い夜に、ティーをお休み前の一杯としていただくのがオススメです。
抗がん剤の吐き気止めとしても、効果を発揮するようです。
 

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活用法・内用
主にティーとして飲用します。やさしい干し草の香りです。アルカロイドを含有するため、苦みがあります。ジャーマンカモミールセントジョンズワート、ラベンダー、バレリアンなどの鎮静系ハーブとのブレンドが、お味の面でも作用面でもオススメです。特にセントジョンズワートとのブレンドは定番です。(苦い × 苦いですが…。)
不安やイライラを鎮めたい時に、頼もしい味方となってくれることでしょう。
 
以上、頭も身体も、全身をリラックスさせてくれる「植物性のトランキライザー精神安定剤)」、パッションフラワーのご紹介でした。

*1:筋肉の緊張を和らげる作用